情島
2023.05.8
近づけないほどに生い茂る草木の向こう。痛々しく崩れた土壁から手桶が覗いている。かつて盛んだったイリコ作りの釜炊きに使われた物だろうか。漁で賑わう島を…
2021.05.31
新緑が昨年より一層眩しく感じる。心地よい季節の到来と喜びもつかの間、早々の梅雨入り。出かけるなとの天の教示か。青天の下、船に揺られての爽快な島旅は今…
2020.06.9
白い建物は燃料タンク。奥は発電機を管理していた夫婦の住居。現在はみかん倉庫になっている。発電機が使われていたのは約50年前まで。稼働時間は朝5時から…
2018.10.9
人口が10人に満たない小さな島に立ち、町と人を抱え橋で本土と繋がった大きな島を眺める。開放感の心地良さに深呼吸し、道端で朽ちた選挙掲示板を見て僅かな…
2017.10.20
集落内部に入って程なく、畑の手入れをされている方に出会う。簡単なあいさつを交わしたあと、作業の手をとめ、多くのことを話してくれた。最近購入した船…
2017.05.8
じっくりと熟成させ、市場に出回るのは初夏頃になる夏みかん。山あいの柑橘畑では、木成り熟成中の夏みかんが、出番はまだかと枝を目一杯しならせていた。…
2016.04.21
情島の浜から眺める小情島。情島とは小情島を含んだ総称でもある。大小か上下で呼び分ける島名が多い瀬戸内海で総称は珍しい。立入禁止の小情島を阿賀…
2014.12.19
最盛期は近隣の島から出稼ぎの人が来る程、情島はイリコ作りが盛んだった歴史がある。1970年代前半までは集落中で釜炊きや天日干しの風景が見られたという…
2014.11.17
島民より猪の方が多いけぇ。という冗談が印象に残った情島巡り。端から端までゆっくり歩いても約5分。見渡せる大きさの集落に現在は7人が暮らす。N…
2014.09.1
段になった波止に、それぞれ係船柱が並んでいた。繋がれた船は僅かで人口はそれより少ない。建物が並ぶ対岸の島を眺めていると、離島に来た喜びと切なさが混じ…
2024.03.26
鎮座する丘は一時期、城として使われていた歴史を持ち、樹間からでも眺めの良…
2024.03.12
廃棄処分途中のみかん箱。近隣の島では山積みの箱を前に持て余しているという…
2024.02.27
海沿いの道から手が届きそうなほど近い距離の島。よく見ると階段と手すり、石…
2024.02.13
底引き網漁最盛期の土日祝に開催される漁師の浜売りが、今冬10年目を迎えた…
2024.01.30
物音を立てるのも憚られる静かな夜の港。人の会話が暗がりから遠くに近くに聞…
江田島
似島
下蒲刈島
佐木島
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