斎島を訪れた時に家主の方とお話できた事は、今思えば奇跡に等しい。
関西在住で、高齢となり帰れなくなる事を考え解体するつもりでいるのだと。
茅葺き屋根をトタンで覆った母屋は築180年で、並ぶ瓦葺きが150年。
改築を繰り返しながら島を見守ってきたその家が共に解体された事を知った。
今暮らす人達の事を考えての判断。島を愛すればこその始末と感じる。
家を前に昔の島での生活を色々と教えて頂いた。その語り口を懐かしく思う。
NAWATA
◎島プロジェクト → http://www.shimaproject.jp/
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