南北に天然の良港を持つ鹿老渡の歴史は、倉橋本島から36人が移住したのが始まり。
砂州上に集落を築き、風待ち潮待ちの沖乗り航路の港町として栄えた。
南の下浦と北の日ノ浦を繋ぐ南北の道と、その中央に交わる東西の道。
当時の地図を見ると海沿いに変化があるが、城下町のような区割は今に生きている。
港町としては問屋的発達がなく、造船業が衰退すると農業漁業の道を歩み今に至る。
陸繋島に跨がる静かな集落。隙間なく並ぶ家々を眺め往時を想像した。
NAWATA
◎島プロジェクト → http://www.shimaproject.jp/
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