収穫物や肥桶等を頭にのせて運ぶことを魚島ではカベルと言っていたそうだ。
土地が狭く急な斜面に畑がある為に、頭上運搬が島内に自然と浸透したのだろうか。
埋め立てを除いて当時を思えば、細い路地を行き交うにも便利そうではある。
日に何度も畑への上り下りをしただろう島の先人達。その労力には感服するばかり。
背中に海を感じながら、坂を上り路地を折れて階段を上がることを繰り返す。
足を使って地形を体感すると、景色以外にも色々な物が見えてくるような気がする。
NAWATA
◎島プロジェクト → http://www.shimaproject.jp/
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