山腹に人々を見守るように立つ宝篋山安楽寺。山門からの景色は、領主のような気分にもなれる。
対岸の三原城内から移築されたという山門は、天正年間の作と伝わり三原市重要文化財。
天正のある盂蘭盆会の夜。織田信長は城下に明かりを消させ居城に提灯を数多く吊るしたという。
戦国時代のライトアップ。夜空に浮かび上がった安土城の姿は、美しかったことだろう。
お盆のお墓参りには里帰りをした人も加わり、この石段を多くの人達が行き来したはず。
夏の風物詩には色々あるが、墓参りする人の姿も日本の美しい風景と言えるのではないだろうか。
NAWATA
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