海に続いて並ぶ礎石は、山口県岩国からの海水浴客を迎え入れた桟橋の痕跡。
青い海を湛えた浦庄の浜は貸し切り状態。沖に浮かぶ島々を眺め静かな時を過ごした。
柱島はかつて岩国・松山航路の寄港地だったが、今は岩国間との高速船のみ。
広島や呉に行く船が着いた頃もあると言う。広島に住む者としては惜しまれる航路だ。
向かいの島へ渡れないもどかしさ。架橋により陸路を遠回りしなくはいけない不条理。
航路廃止は土地と土地との結び付きも断ち切るものなのだと、しみじみ思う。
NAWATA
◎島プロジェクト → https://www.shimaproject.jp/
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