創建300年という亀居八幡神社の本殿うしろに、注連縄が飾られてある石柱をみつけた。
「鯛網中」と彫られてあるのが、なんとも魚島らしい。
以前、『魚島』そして『魚島どき』という言葉について紹介したことがあったが、
かつて瀬戸内海(主に関西)の沿岸部では、魚島どきに「良質な桜鯛を贈る」という風習があった。
親族やお世話になった方々に、ご挨拶を兼ねて贈るので『魚島どきのご挨拶』といったそうで、
ちょうど今ぐらいの時期、桜鯛の入った木箱と季節のご挨拶が家々を飛び交っていたことだろう。
Nakagawa
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