日韓共同製作の映画『 李藝 ~最初の朝鮮通信使 』が、来月1日から公開される。
朝鮮通信使といえば、下蒲刈島を訪れる際に少し調べた事がありました。
それまでは、煌びやかな親善行事という表面的なイメージしか持っていなかったけれど、
両国の思惑と、当時の厳しい経済事情が入り組んだ外交事業だと知る。
特に李藝の頃は、倭寇(わこう)の問題が背景にあるため、
この映画が李藝を通して、どういう風にその時代と通信使を描き、どんなメッセージを込めたのか。
そして、下蒲刈島・三ノ瀬の登場にも注目して観てみたいと思います。
通信使や倭寇に対する見解や認識は国や立場などによっても異なり、
かなりセンシティブな問題なのだと、少し調べただけでも感じ取れました。
もし通信使や倭寇に関する基礎知識をお持ちでなければ、
この映画を観る前に、ウィキペディアなどを一読される事をお勧めします。
※写真は、御番所跡地に建っている蘭島閣美術館
Nakagawa
◎『 李藝 ~最初の朝鮮通信使 』公式サイト → http://rigei.pro/
※6月1日(土)からサロンシネマで上映。(東京・名古屋・大阪も1日から上映開始)
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