手前左から裸島、美加子島、箕島の向こうに鉄塔の立つ臼島、折免島、遠く契島が見えている。
穏やかに広がる海は大崎上島と橋で繋がる長島からの眺め。
この辺りは内浦と呼ばれ、春には藻場に瀬戸内の魚が多く産卵に訪れ小さな生命を育む。
かつて刈り取った藻は岸で乾燥させ、畑の肥料として使われ大地も育んでいたという。
知恵と努力で目の前の自然を活用していたのは、海が身近で共に生きていたということ。
人が関わるからこそ維持できる自然というものもある。里海・里山がこれ以上減らない事を願う。
NAWATA
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