生活道路として過度にライトアップされることなく、ひっそりと夜に浮かび上がる姿が、
質素倹約を旨としてきた日本人の『生活美』を現しているように感じる。
ただ見方を変えれば、いまにも消え去りそうな灯火にも・・・
震災前からタイムリミットが叫ばれていた日本経済。それに追い打ちをかける未曾有の大災害。
そして、明確な経済対策を打ち出さないままの増税議論。
世界からみた日本は、まさに消えそうな灯火に見えるのではないだろうか?
戦後から『何かあった時の為に』と日頃から倹約し、
貯めてきた日本のタンス預金は約30兆円。その半分が聖徳太子だと言われている。
そして今回の震災の経済損失額は20〜25兆円。
質素倹約し蓄えた流通しない財。いまこそ、その”時”が来たのではないだろうか?
Nakagawa
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