島を歩いているとよく見かける赤い箱。
中には消火栓に繋いで使うホースが折り畳んで、あるいは丸めて収納されていて、
その他消火に関わる道具が収まっている。
細い路地に密集した家々。
そんな状況下で火が出てしまえば、延焼が起きやすく大きな被害が想定される。
島に限らず、消防車が入れない場所では重要な備えであり、
言わば命や財産を守る箱だ。
原子炉建屋と呼ばれる箱が割れ、半径3kmから始まった避難指示は半径20kmになり、
放射性物質の拡散はそれを遥かに越えた。
今回事故を起こした福島第一を含め、原子力発電所は全国に17カ所。
原発事故は対岸の火事では済まされないが、対処すべき術を持っていないことに気づく。
NAWATA
◎島プロジェクトホームページに『大崎下島 大長』を追加いたしました。
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