『地図から消された島』『毒ガス島』と様々な顔を持つ大久野島ですが、
いまは『うさぎ島』とも呼ばれ、うさぎの楽園としても有名です。
上の2つの呼び名と比べて、なんともほのぼのとした呼び名ですよね。
でもその背景はあまりほのぼのしてはいません。
そもそも大久野島とうさぎの関係は、かつての毒ガス研究施設などで、
『実験用』と『毒ガス検知用』として飼われた事が始まりです。
繁殖力が高いので実験用の頭数維持ができやすく、
身体が小さいため人間よりはやく毒ガスで倒れるので検知用としても最適でした。
終戦後、この時に飼われていたウサギはすべて処分されたらしく、
いま島のあちこちでみかけるウサギは1971年に放された8羽のウサギの子孫たちです。
それにしても驚くべきはウサギの繁殖力ですよね。
たった8羽のうさぎが、いまでは300羽以上になっているのですからビックリです。
Nakagawa
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