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能美島
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往還
沖地区の海沿いの道は快適。しかし集落を遠く感じてどこか寂しい。理由は山腹を通る県道36号線が、かつての主要道路だったから。県道は江戸時代に往…
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島の記憶 193 ー能美島・岡大王ー
小さな案内板を頼りに反るような坂を登ると、一本で鎮守の森を成している巨木の楠がある。足元の岡の宮黄幡社再建に枝を提供したという楠。その樹勢に神々しい…
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島の記憶 191 ー能美島・畑漁港ー
海辺の椅子は島によくある風景。しかしロープでその場に固定されているのは珍しい。前のめりで座り難そうな椅子もあるが、座面に雨水を溜めない為のここでの作…
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島の記憶 189 ー能美島・柿浦ー
広い港の一角に組まれた盆踊りの櫓。訪れたのは本番を直前に控え準備万端という時だった。昔の海岸線を示す防潮壁が内陸側に多く残る港。発展ぶりに先祖は驚い…
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島の記憶 187 ー能美島・中町ー
太平洋沿いでも日本海沿いでも、多くの海水浴場で泳ぐ先に見えるのは水平線だろう。沖に島や岸が見える瀬戸内の海は、遊ぶにも泳ぐにもなんとなく安心感がある…
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島の記憶 179 ー能美島・三吉ー
畑を抜けて海の見える高台に立つと、暖かな空気を伝わって船のエンジン音が聞こえてきた。餌を求め台風を逃れ、移動するカキ筏。毎年同じ様でいて微妙に風景は…
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島の記憶 175 ー能美島・岸根鼻ー
明治期の砲台跡が残るこの地。一度公園に整備されたが、今は生い茂る草木に覆われている。艦船を狙う為に築かれただけに見晴らしが良く、放置されている現状は…
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島の記憶 173 ー能美島・大附ー
大原湾の入口にある金比羅神社。錆びた笠を被る枯れた幹が境内で奇妙な風景を作っていた。切株の上に載る幹は何なのか。説明も無かったが大切にされている事は…
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島の記憶 159 ー能美島・大君ー
舷側の表示を見ると大柿・呉間。大柿町大君と柿浦から呉へ工員を運んでいたという。その後一般旅客航路になるも2009年廃止。桟橋となった平安丸の走る姿を…
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戦場
江田島と能美島に挟まれた江田島湾。その要の部分に飛渡瀬という土地がある。終戦間近の頃、この狭い海に浮砲台となった軽巡洋艦大淀の姿があった。燃…
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