岡村島
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島の記憶 492 ー岡村島ー
通りすがりの自分に、あの柿を取って食べてみんさいと、お爺さんが悪戯っぽく笑いかける。苦笑いで立ち話に加わり笑顔で別れる。ちょっとしたふれあいに心和ん…
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島の記憶 490 ー岡村島・岡村港ー
岡村島ー小大下島ー大下島ー四国今治を結ぶ第二せきぜんには、目立たぬ特長がある。日本初の三胴型フェリーで揺れに強く、引き波がほぼ無い。生活航路に光る造…
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島の記憶 483 ー岡村島・人待瀬戸展望台ー
中ノ島・岡村島間を戸待瀬戸という。そこを跨ぐ岡村大橋の東詰にある小さな展望台。戸待に因み、人待でとまちと読ませる。待ち合わせに使ってもらいたいと命名…
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島の記憶 476 ー岡村島ー
廃棄処分途中のみかん箱。近隣の島では山積みの箱を前に持て余しているという話を聞いた。背負われ、船に載り、島の農業を支えた物が消えてゆく。仕方のない事…
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島の記憶 465 ー岡村島・きないやー
集落東の外れにあった島民の寄り場。人けのない時に何度か軒先を借りたことがある。荷物をおろし一服できる有難い場所だったが、いつの間にか灰皿は無くなり後…
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島の記憶 449 ー岡村島・姫子島神社ー
岡村島の旧称がついた神社。港を見守るように鳥居が立ち、境内には古い玉垣と灯籠がある。芸予諸島には弓が関わる神事が多いが、この島では弓祈祷というものが…
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島の記憶 433 ー岡村島・岡村港ー
初めての島では浮き足立つ夕暮れ時も、何度か訪れた場所では落ち着いて迎えられる。狙う風景の取捨選択が早く済み、その機会までゆっくりと移り変わる光と影を…
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島の記憶 403 ー岡村島ー
廃屋で見かけた吊り手水。模様は昭和のファンシーショップにいそうなキャラクター。引き戸の型板ガラスも今ではあまり見ない物。懐かしさが混在する風景にしば…
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島の記憶 347 ー岡村島ー
久しぶりに訪れた時、手入れされたのか床板が変わり、柵の内側に板が張られていた。今年は集う人の輪にも変化があったのだろうか。気兼ねなく会話できる日が早…
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島の記憶 339 ー岡村島ー
秋を告げるキンモクセイの花。道でふと香ると思わず回りを見渡し花を探してしまう。注意深く歩くからか気分が落ち着くせいなのか、島で過ごす時間は感じる力が…
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