神峰山から遠く大崎地区を眺めると、広く平らに開けた部分がよく分かる。
その殆んどが島の先人達が心血を注いで拓いた塩田の跡であり、新開と呼ばれた開墾地。
古い写真を見ると大西港から沖へ向け、足赤島、横島、女島、長島と島が連なっている。
女島と長島の間を埋めて作った長島塩田の跡に、現在は大崎発電所が立つ。
大規模な干拓等を繰り返し、幾つもの小島を地続きとして土地を広げて今の風景がある。
複雑であったろう昔の海岸線。山頂から当時の人々の営みを想像してみた。
NAWATA
◎島プロジェクト → http://www.shimaproject.jp/
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