百島

時報

このスピーカーから放たれたであろう正午のサイレンを海辺で聞いた。
朝昼晩とサイレンや音楽を鳴らすのは、防災行政無線の作動確認を兼ねているそうだ。

時計が一部の者の物でしかなかった頃、庶民は鐘や太鼓の音で時刻を知った。
江戸では捨て鐘といってまず3回打ち注意を促した後、時の数だけ鐘を打っていた。

鳴り終わるまでの間に何かひと仕事できそうだと考えるのは現代人。
その忙しなさを江戸の人に野暮だと笑われそうだ。

NAWATA

関連記事

  1. 百島

    5年間医師のいなかった百島に、他県から移住した医師がこの春に診…

  2. フォトムービー

    百島フォトムービー

    広島県尾道市『百島』は、瀬戸内海中部の芸予諸島に浮かぶ日照時間…

  3. 百島

    島の記憶 17 ー百島・泊ー

    拝殿に貼ってあった小さな紙。何人の子供が読んだことだろう。…

  4. 百島

    分かれ道

    島を歩く時は地図で大まかな位置関係だけを覚え、気の向くまま道を…

  5. 百島

    燈籠

    泊港にある波止の先に立つ石燈籠。灯台の役目を果たしていたものを…

  6. 広島県の島々

    小さな先客

    写真左が福山市、右が田島、その間に架かるのが内海大橋です。昨年…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


最近の記事

  1. 魚島

    Reporto&Photo Galleryに『魚島』を追加しました。
  2. 浮島

    足下アート
  3. 津島集落

    津島

    島の記憶 272 ー津島ー
  4. 田島

    島の記憶 248 ー田島・南地区ー
  5. 岡村島

    島の記憶 116 ー岡村島・岡村港ー
PAGE TOP