豊島

規則の中で

昔、マンホールのデザインを手伝ったことがある。
その時教わったのは、図案を考える時に凹凸比が重要だということ。
印鑑でいうと文字と枠が凸で、その他が凹となる面積の割合が凹凸比。

凹の面積が広いとクルマのタイヤが滑りやすくなってしまうので、
比率は1:1が望ましく、凸部分も強度の関係からある程度の太さが必要な上、
角は全て丸く処理するなど制約の多いデザイン作業だった。

凹部に色が入ると塗料の厚みによって凹凸比が下がるので、
こういう凹部が埋まったデザインは歩道にしか使うことができない。
歩道に設置されていなければ、デザインを見るゆとりもないのだが。

NAWATA

関連記事

  1. 豊島

    島味

    豊島のタチウオ漁は網を使わない一本釣りの為、傷が少ないことから…

  2. 広島県の島々

    豊島の人々

    「どこから来たのか?」と声をかけられることは多いですが、「撮っ…

  3. 広島県の島々

    橋が架かって②

    本州と島、そして島と島を繋ぐ橋。過日僕が感じたように、島民・島を訪…

  4. 豊島

    天草

    港の隅に心太(ところてん)や寒天の原料となる天草を干す風景。…

  5. 豊島

    豊島

    地表の暑さを示す雲が本土の上に湧き上がり、延々と連なるのを他人…

  6. 豊島

    島の記憶 413 ー豊島・内浦ー

    住宅事情で室内用の飾り鯉が増えたのか、空の下で悠々と泳ぐ姿をあ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


最近の記事

  1. 斎島

    猪垣
  2. 広島県の島々

    続・中谷さんからいただいた『みかん』と『れもん』
  3. 大下島

    島の記憶 152 ー大下島・大下島灯台ー
  4. 生口島

    島の記憶 26 ー生口島・瀬戸田町福田ー
  5. 上蒲刈島

    島の記憶 453 ー上蒲刈島・日高神社ー
PAGE TOP