沖家室島

気概

石が細かくて色が濃いというのが、段畑の石積の第一印象だった。
ここ沖家室でも石積をゲシと呼ぶそうだが、多くは山に戻りつつある。

先人達が築いた段畑を見せたい。埋もれさせるのはもったいない。
覆う草を抜き払った一人のお爺さんのおかげで見られた石積が眩しい。

発掘に似た作業は未だほんの一部だが、少しずつ広げたいという。
お爺さんを囲む仲間の輪から、頼もしい言葉が聞けたのが嬉しかった。

NAWATA

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